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NT(頚部皮下液体貯留)は妊娠10~14週でみられる、赤ちゃんの首の後ろの皮膚の厚み(液体貯留部分の厚み)のことで、正常ではおおよそ2mm程度以内のことが多いです。この厚みが厚くなるとダウン症候群などの染色体異常の確率が高まることが知られています。ただ、この厚み自体は異常ではありませんし、NT肥厚があっても正常な赤ちゃんであることの方がずっと多いです。NTの厚みとお母さんの年齢からダイン症候群などの染色体異常の確率がおおよそわかりますが、確定には羊水検査等の染色体検査が必要になります。検査をするか否かは一律にした方が良いかどうかの判断はできませんので、ご夫婦で遺伝相談を受け、検査のリスク等の理解もしたうえで決められるといいと思います。また、染色体異常がなくとも先天性心疾患のリスクも少し上がることが知られており、これに関しては超音波検査で注意深く観察していくことになります。
これは、鵞口瘡と呼ばれ、カビの一種であるカンジダによる口の中の感染症です。ミルクかすとよく似ていますが無理にとろうとしてもとれないのが特徴です。不潔な手指、哺乳瓶、乳首から感染することが多いと言われています。通常は無症状のことが多いですが、まれに哺乳量が下がる赤ちゃんもいます。治療は局所に薬剤を塗布することで数日でよくなることが多いです。手指、哺乳瓶、乳首の消毒が大事です。
赤ちゃんの顔にみられるぶつぶつは稗粒腫と呼ばれるものです。中身は皮ふの組織で自然に取れてしまうので特に心配はありません。治療、処置も必要ありません。痛みもないので触っても問題ありません。
おそらく、カンジダ膣炎かも知れません。一度受診をしてみてください。
基本的にディナゲストはかなりの長期間投与が可能と言われています。不正性器出血等の症状有無のチェック、定期的な子宮癌検診、肝機能などの血液検査、骨密度の検査などをされてゆけば、何かあっても対策はとれると思います。
妊娠前からコーヒー、紅茶を楽しまれてきた方も多いかと思いますし、それによって得られる精神的な安らぎの恩恵も無視できないかと思います。カフェインを含有するコーヒー、紅茶等の接種は1日1~2杯程度であれば問題ありませんが、少なからずカフェインは胎盤を通して胎児に移行はしますので大量摂取は控えることをお勧めします。
萎縮性膣炎とは、卵巣から出る卵胞ホルモンが閉経後に低下し、それとともに自浄作用も低下して細菌が繁殖するため、膣壁が萎縮して膣炎を起こすことによって発症します。通常は加齢に伴って発症するもので閉経後の女性の数%、老年期女性の約半数が罹患していると考えられています。しかしながら不正性器出血の場合、子宮体癌などの悪性腫瘍を否定することは必要ですので、一度受診されることをお勧めします。悪性腫瘍や感染症を否定したうえで、無症状や、症状が軽い場合は、経過観察でもいいと思いますが、掻痒感や性交痛、灼熱感等ある場合は女性ホルモンンの膣錠、潤滑ゼリーなどで治療します。乳がんや子宮体がん等の病歴がある人は別の治療法が選択されることもあるため、既往症を医師に伝えることも忘れないようにしましょう。
マタニティビクスは他院管理中の方もお受けしていますが、受診されている医療機関に運動の許可をもらっていただければ幸いです。(様式は何でも構いません)当院では初産婦さんは分娩まで、経産婦さんは38週までお受けしています。費用は一回当たり消費税込で1300円です。
性交後、72時間以内であれば処方できます。飲み方、副作用等に関しては処方時お話しいたします。金額は税込で16200円となります。
最終月経はいつでしょうか。28日周期で順調なら、次の月経が来る予定の1週間後くらいには超音波でも妊娠が確認できます。
子宮外妊娠や胞状奇胎などの異常がある場合もありますので、なるべく早く産婦人科の受診をおすすめします。